前半26分、田中達也がペナルティーエリア内にドリブルで進入したところに、ヴィッセルキーパーの榎本達也が飛び出し、足を引っかけて倒してしまいPKを献上した上にイエローカード。そのPKをワシントンが蹴ったのですが、見事に榎本が読み、止められてしまいました。そこから、幾度となく攻め上がるレッズですが、波に乗る榎本がファインセーブで防がれて歯がゆい展開に。しかし、前半38分、阿部のコーナーキックに闘莉王が頭で合わせて先制!!マークもついていたのですが、闘莉王の打点が高かった!その後、またも田中達也がペナルティエリア内にドリブルで進入!ヴィッセルDFが足を引っかけまたもやPKを献上&イエローカード!このPK、今度はワシントンではなく、ポンテが蹴る事に…。ポンテは落ち着いてキーパーの逆をつき、ゴール左隅にきっちりと決めた!前半はこのまま2-0で終了。レッズリードで前半を折り返す。
後半開始時に、ヴィッセルは栗原に代えて田中を投入。後半始まって5分もたたない内に、レッズの相馬が相手の強烈なスライディングタックルを受け、タンカでピッチ外に。そのまま、堀之内と交代となってしまいました。後半ヴィッセルは、DFの石橋に代えて坪内を投入。一進一退の攻防の中、ヴィッセルは3枚目の交代でFWの近藤をはずし、ガブリエルを投入。対するレッズは、後半32分に後半精細を欠いてミスを連発していたポンテに代わり、小野伸二を投入。小野伸二投入後、レッズが攻める機会が増えていくが、なかなか点に結びつかない。後半30分過ぎに、素晴らしい活躍をしていた田中達也に代わり永井を投入。投入後すぐに永井が中央をドリブル突破で仕掛け、右に開いていた小野にパスが渡り、中央に待っていたワシントンへ流すが、惜しくもシュートは打ち切れなかった。その後も阿部、小野、永井、長谷部がチャンスを作るが、結局はこのまま2-0試合終了。
今日のゲームは、レッズのスタメンツートップにはっきりと明暗が分かれる結果となった。精細を欠いたワシントンと、幾つもチャンスメイクをした田中達也。達也はこの活躍を続ければ代表に復帰出来る日も近いでしょう。レッズとしては、このゲームあと2,3点獲れる様な内容だったので、そこをなんとか修正していければ更に強いクラブへと成っていくでしょう。
尚、ガンバ大阪が横浜Fマリノスと引き分けたため、首位ガンバと2位レッズとの勝ち点差が5に縮まりました。レッズは1試合少ないので、ガンバを射程圏内に収めたという所でしょう!
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